技能実習, 特定技能, その他

外務省HPに、国際的な人の往来再開に向けた段階的措置として、一般の国際的な往来とは別に、ビジネス上必要な人材等の出入国について例外的な枠を設置し、試行することが発表されています。

令和2年6月18日、日本国政府は、一般の国際的な往来とは別に、ビジネス上必要な人材等の出入国について例外的な枠を設置し、現行の水際措置(注1)を維持した上で、追加的な防疫措置(注2)を条件とする仕組みを試行することとしました。

  • (注1)空港での新型コロナウイルス感染症の検査、14日間の公共交通機関不使用および自宅等(検疫所長が指定する場所)待機
  • (注2)入国前の検査証明、入国後14 日間の位置情報の保存等(14 日間の自宅等待機期間中のビジネス活動を望む場合には、さらに「本邦活動計画書」(滞在場所、移動先等を記載)の提出等)

国際的な人の往来再開に向けた段階的措置について

技能実習

新型コロナウイルス感染症の感染拡大等を受けた技能実習生の 在留諸申請の取扱いについて 、取り扱いが発表されました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大等を受けた技能実習生の在留諸申請の取扱いについて

技能実習

「技能実習生に係る新型コロナウイルス感染症への対応について」のQ&Aが発表されました。

技能実習生に係る新型コロナウイルス感染症への対応について

技能実習

新型コロナウイルス感染症に関して、感染防止対策等配慮すべき点について、注意喚起がされました。

監理団体及び実習実施者における新型コロナウイルス感染症に関する対応について

技能実習

9月17日にNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で、外国人技能実習生など外国人労働者に関わる問題が放送されました。

外国人労働者を支援するNPOの代表である 鳥井一平さんに密着し、外国人労働者の現状と問題点について考えます。今、この日本で実際に起こっている出来事です。

9月24日 0時20分から再放送があります。

プロフェッショナル仕事の流儀 「外国人労働者に何が?支援の第一人者に密着」

技能実習

外国人技能実習機構が、2017.12.14、2019.3.11に発表した注意喚起を、改めてホームページに再掲しました。

NHK番組「ノーナレ」が取り上げたベトナム人技能実習生問題が関係しているのかどうか?

ネット上では、そのベトナム人実習生を受け入れていた今治のタオル工場の検索が続き、間違われて名指しされた会社が否定声明を出したり、当のNHKが否定声明を出したり、今治タオル工業組合が声明を出したり、と荒れています。

外国人技能実習機構も番組で取り上げていたので、色々な意見が届いたのかもしれません。

送出機関との不適切な関係についての注意喚起(再掲)

妊娠等を理由とした技能実習生に対する不利益取扱いについて(注意喚起)(再掲)

技能実習

6月24日に放送されましたNHK番組「ノーナレ」で、外国人技能実習生に関わる問題が放送されました。ベトナム人技能実習生からの「たすけてください」というSOSをとりあげたものです。

年収20万円のベトナム人家族が75万円を借金して作り、娘を日本へ送り出したのですが、その日本で待っていたのは、劣悪な居住環境、労働法を無視した違法な残業、残業代未払、実習生を人とも思わないような対応、恫喝などでした。

実習生は、祖国から遠く離れた日本で、そのような状況でも「もう辞める、帰る」とは簡単に言えません。世帯年収の4倍近い借金を背負ってきています。帰れないことを知っている経営者は、「できないならベトナムに帰らせる」と恫喝します。実習生は泣く泣くそのような場所で働くしかないのです。技能実習は基本的に実習先を変更できません。

令和の日本でこのようなことが実際に起きています。

たまたま、番組で取り上げたレアケースなんでしょうか?全国で328,360人(H30末)いる実習生のうちどのくらいの人たちが同じような目にあわされているのでしょうか?

外国人技能実習機構には、強い態度でこの問題に取り組んでいただきたいです。また、実習先企業は当然として、監理団体も猛省すべきだと思います。

改めて、我々の仕事の意義を思い直し、これから本格的に始まる特定技能制度で、特定技能外国人に対しても受入れ企業に対しても、公正で適法な対応をしなければと思います。